【授業風景】中級授業の進め方
ヒューマンアカデミー新澳博のオリジナル教材、『つなぐ日本語』には、現在アスク出版より発売されている、『初級1』と『初級2』の他に、校内で使用されている『中級』と『中?上級』があります。
こちらの教科書を使用した中級以上のクラスの授業風景は、初級の授業と全く異なります。
初級の教科書と同じく、読む?聞く?話す?書くの4技能をバランスよく伸ばすための活動やタスクが掲載されていると同時に、中級以上の教科書ではヒューマンアカデミー新澳博が重視している「社会人基礎力」を伸ばすための仕組みが随所に盛り込まれております。
例えば、つなぐ日本語中級U1「キャリアプランニング」では、L1「自己分析」からL2「自己PR」、L3の「企業研究」…と、“私の世界”から徐々に広がり、“私が社会とつながるための自己PR”、“私より外の世界の企業を仲間と研究する企業研究発表”…と、順を追って視野を広げていき、個人と社会をつなぐ構成となっております。
特にLSSON3では、プロジェクトワークを通し、仲間との協労学習をつうじて学びを深めます。
ここで得られる学びは、教科書やインターネットには載っていません。仲間の考え方や他者と協力して仕事を進めていく方法、一緒に困難を乗り越えていくことの喜びを学びます。自分一人では学ぶことのできない経験という名の財産を、言語を学ぶ過程の活動を通して仲間と一緒に得ることができるのは、とても幸せな事だと思います。
LSSON3のプロジェクトワークでは、最後に発表会をします。
クラス内で数名の先生方をご招待して見学していただいたり、他のクラスと2クラス合同で大きな教室に集まって発表したり、オンライン形式で行ったり…と成果発表の形式は様々です。
自分達で考えた活動計画に沿ってプロジェクトを進め、資料作成や発表原稿のチェック、リハーサルや練習、最終的な発表の評価も、学生の皆さん自身が主体性をもって行動します。進捗管理はスプレッドシートや紙媒体で行い、活動期間中、学生の皆さんは教師にその日の活動予定と結果報告を口頭と文字、両方で行います。
これは。社会人が会社で就労する中で上司に対して行う「報告」や「許可」を疑似体験するためです。日本の会社における仕事の進め方に慣れながら、同時にパワーポイントやスプレッドシート等ICTのスキルも身につけていきます。
ヒューマンアカデミー新澳博では、「新しい社会を創生し、国際社会をリードする人材を育成する」という目標を掲げておりますが、日々学校で学生の皆さんの姿を見ていると、「次世代のリーダーとなる人達を見ている」と感じます。
魅力的なオリジナル教材を使用しながら、日々成長していく留学生の皆さんを見られるヒューマンアカデミー新澳博は、ここで働く日本語教師にとっても非常に恵まれた環境です。
『つなぐ日本語』にご興味をお持ちの方は、是非一度「つなぐチャンネル」をご覧ください。アスク出版とヒューマンアカデミー新澳博が共同で運営しているYouTubeチャンネルです。
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